昨日NATO首脳会議にAP4として招待された岸田首

相がリトアニアでの会議に参加する中、北朝鮮は

またもや日本海に向け大陸間弾道ミサイル（ICB

M)級のミサイルを発射した。　

ミサイルは日本海の排他的経済水域外に着弾した

ようで特に日本には直接的な被害が出なかったが

日本はこの様な北朝鮮の行為をいつまで見過ごす

気なのか。おちょくられているのにも程がある。

岸田首相はNATOの会議の中で威圧的な言動を強

める中国に対抗する狙いも込めて「欧州とインド

太平洋の安全保障は不可分であるという認識のも

とに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序

の維持、強化に向けて、NATOおよびその加盟国

並びにパートナーとの連携を引き続き進めていき

たい」と語りその上で、サイバー防衛や偽情報へ

の対策などで、NATOと協力することを盛り込ん

だ新たな文書を発表したが、NATOの中でも中国

に配慮するフランスなどの国とはかなりの温度差

があった様である。

中国や北朝鮮によって東アジアの緊張が高まって

いる今、日本の安全確保をする為にアメリカ以外

のヨーロッパ諸国と連携をとるのは良い事である

がそもそもが日本の国防力の無さである。

先般、自衛隊の人材確保に関する有識者の提言が

あったが、「静かなる有事」とも言われる危機的

な少子化が進む中、いかにして自衛隊の人材を確

保していくのかと言う内容で有識者が提言をまと

め防衛省に提出した。

提言では人材確保が課題となる中で給与面等処遇

の見直しや宇宙・サイバーといった新たな領域で

活躍できる民間の人材を任期付きで採用する制度

の創設。さらに、髪型や髪の色など、勤務環境に

ついても「合理的に乏しい制約は改善する」など

といった内容が盛り込まれた。

人的基盤の問題に特効薬は無い。と最後を締め括

ったが、防衛省・自衛隊における人的基盤は防衛

力の重要な柱である。

やはりここにきて、少子化問題は将来的にも国防

力に大きな影響を与えるのは明らかになりつつあ

る。

岸田首相！アメリカやヨーロッパ諸国と連携を取

るのもいいが、基本的な日本の国防力を上げる事

が重要ではないか。

日本の周囲には中国、北朝鮮等今にも戦争を仕掛

けようとする国がある中で危険な状態に置かれて

いるが、軍隊を持った防衛力の強い国には安易に

ちょっかいを出す国は無い。

その上で少子化問題は致命的な問題である。

日本の国防力の強化は現在の国民の責務であると

明言したでは無いのか。

今、日本には本当に異次元の少子化対策が必要と

なっているので現在、将来の日本国民を守る為に

も本腰を入れた取り組みをお願いしたい。