今朝のテレビのワイドショーやネットニュースで

も話題となっているマイナカード問題の変更につ

いて取り上げていた。

マイナカードについてはご存じの通り相次ぐトラ

ブルが解決しない中、今秋中に総点検を行い来年

秋には現在の保険証を廃止して2025年にはマイナ

カードと完全入れ替えを行うと言う事であったが

予想以上に国民のマイナカード自主返納に対する

関心は高まっており、5月末現在で返納枚数は45

万枚までのぼりその後も各自治体で自主返納が相

次いでいるといことである。

更に追い討ちをかける様に高齢者施設ではマイナ

カードを使うのに暗証番号が必要となるなる為、

自身で管理できない認知症の高齢者についてはそ

の暗証番号の管理を施設で行なっており、これを

受けて厚労省は高齢者施設に対して医療機関には

マイナカードと健康保険証を持参する様に呼びか

けていると言う事で、更には総務省は暗証番号の

設定が無くてもマイナカードを交付できる方針に

するなどマイナカードってなんなんだと言う様な

全く高齢者特性を無視したマイナカードの不具合

の現状が明らかとなっている。

この様な現状を受けてか来年秋の健康保険証の廃

止を一年ずらして2025年の秋まで有効にするとの

事である。

全く全てが後手後手である。このまま何もしない

でいると2025年にも間に合わないのは火を見るよ

りも明らかではないか。

しかし、河野大臣が中心となって進めている以上

今より悪い状況になっても良くなることはない。

ネットニュースにも出ていたが、マイナンバーは

政府が取り組んで何年になるのだ。

国民全体に浸透させるには始める前にタウンミー

ティング等を全国各地で行いそれこそ岸田首相が

言っている丁寧な説明をもっと早期にやるべきで

はなかったのか。

政府の頭の硬い官僚らがデスクの上で考えた物ほ

ど現状にそぐわず役に立たないものは無い。

では今からどうすべきか。まずは河野大臣を入れ

替える事から始めるべきではないか。

河野大臣は次期総裁選を見据えているのでどんな

に苦しい立場に追い込まれても自主辞任はしない

だろう。

岸田首相が決めるべきである。あなたしかできな

い事であるので、役に立たない大臣はどんどん入

れ替えて新しくするのは国の為ではないか。

次に改めて仕切り直す為に現在のマイナカードを

一旦廃止して、各地でタウンミーティングを行な

ったりSNSを通じて国民の意見を吸い上げ、あら

ゆるシステムエラーを想定して対応できるシステ

ムを構築し直すべきである。

一見、一からとなると時間がかかりそうではある

が、今のまま進めて行くより遥かに早く新しいマ

イナカードができるのではないか。

岸田首相！欧州歴訪もいいが先に自国の国民が関

わる事の方が重要だとは思わないか。年々高齢化

が進む日本国民にとって健康保険証は生涯大事な

システムである。