kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

災害用の備蓄品を購入して一言申す

今、毎日の様に石川県能登半島の震災被害の状況


がテレビ報道されている。


テレビから流れる地震や津波で倒壊した家屋や避


難所での被災者の声や悲惨な様子を見て被災した


経験のある小生らは震災当時の事を思い出し身震


いする思いで今になって災害時に必要な備蓄食料


が全く無い事に気づき、自分の命は自分で守らな


ければ救援を待っていたのでは助からないと思い


災害用の備蓄食料等を買いに出かけた。


ホームセンターの災害用品のコーナーにはアルフ


ァー米等の保存食品のほか簡易便所などが売られ


ていて小生の様に考えていた親子連れが購入して


いたが購入している品物はとても家族全員の分と


は思えないくらいのごく僅か。


何故だろうと商品を見てみると直ぐに分かった。


個々の商品の値段が高いのである。


アルファー米のおこわやチャーハン等の一食当た


りの値段が安くても300円〜500円位はかかる。


これで4人家族で一食当たり1200円〜2000円であ


り今回の被災の状況を見ていて最低限の一週間分


が必要と思って揃えると最低でも1万円前後は必


要となる。


しかし、必要な物はこれだけでは無く飲料水やボ


ンベ等の燃料や非常用の電源やライト、簡易トイ


レに非常用の寝具等必要な物はいくらでもある。


全てを揃えて経費的にもかなりの負担で管理する


のも困難であるが、誰もが出来る限りの備えはし


たいと考えるであろうがこれらの出費は全て日常


生活以外で必要な出費である。


しかもこれらの備蓄食料等は当然有効期限、消費


期限があるので期限がくれば使わなくても買い替


えなければならない。


それを思うと備えあればである物の出費としては


大きなものであるので普通の家庭では簡単に十分


な災害非常用品を備蓄するのは難しい事であるが


備えておけばいざという時には家族を守れる。


であるから、誰もがもっと気軽に大量の災害用品


を備蓄できる様に政府が災害用品の価格に補助金


を出すなりの施策を考えればいいのでないか。


災害の多い日本である毎年の様に何処かで大きな


災害が発生している。


災害時には救援物資の支援も必要であるが何より


瓦礫に埋もれた人を捜索し救出する事の方が優先


する。


国民の各自がある程度の災害時の非常用食料など


の物資を保有していれば、村落が孤立しても救援


隊が到着する迄の暫く間は耐えうるであろうし、


救援救助隊も人の捜索にもっと力を入れれるので


はないか。


何もない普段から国民自らが有事の際に救出救護


で迷惑をかけない様に災害等の有事に備えた非常


食料等を備蓄しているのであるから、政府とし


ても災害時に負担するべき費用を国民が進んで負


しているものと捉えてこういうところに補助金


としての予算を考えて頂きたい。