kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

調剤薬局に一言申す

個人病院だけでなく総合病院でも今では当たり前


の様に近くにある調剤薬局に処方箋を持ち込みこ


の薬局で薬を調合して貰うが必ずと言っていいほ


ど薬局ではジェネリック医薬品を勧めてくる。


この時の薬剤師の説明は「薬の成分や製造方法は


変わらないジェネリックの方が先発品より安くつ


きますよ。」である。


調剤薬局の薬剤師がジェネリック医薬品を勧めて


くる理由は国は調剤薬局に対してジェネリックの


利用率が低い場合に「調剤報酬の減額」という


ペナルティーを課しており「調剤薬局が今まで通


りの保険収入を維持する」ためには、一定割合以


のジェネリック医薬品の処方箋枚数を達成する


必要があるからである。


一方で実際に患者が薬局に行く場合には、「大手


の調剤薬局では上層部の方針」によって採用して


いるジェネリックの種類が決まってしまうため、


より良いジェネリック医薬品を調剤してもらうに


は「まず薬局選び」というのが現状となっている


原則としてはジェネリック医薬品への変更は、「


強制ではなく、最終的には患者さん個人の選択・


意思」となるが、ジェネリックのメリット・デ


ットなどの情報をきちんと説明せずに、調剤報


酬を減額されるのを避けるだけのためにやみくも


に熱心に勧めてくる薬局もある。


しかし、現実には患者を診察する医師の6割、7割


はジェネリックの安全性や副作用について不信感


を抱いており、全てのジェネリック医薬品が治療


に対して先発医薬品と同等の効果がある訳ではな


いと認めている。


ジェネリック医薬品は単に国の1.3兆円の医療費削


減の目標達成の為だけにある。


ジェネリック医薬品は先発医薬品と全く同じ成分


が使われている訳ではなく添加物や成分の配合量


でかなり異なっているため先発医薬品と比べ効力


が弱かったり、副作用が出たりすると薬剤師も認


めている。


何も知らない年寄りに値段が安いと言う事だけを


アピールしてジェネリック医薬品を勧める調剤薬


局の薬剤師の方々良心が痛まないのか。


薬剤師は国家資格である。


患者には薬のメリット、デメリットを丁寧に説明


した上で先発医薬品かジェネリック医薬品を選択


させる配慮を持って頂きたい。


ちなみに小生の妻は調剤薬局で先発医薬品を希望


している旨を告げて処方箋を出したが、ジェネリ


ック医薬品を調剤されたと言う事がありまるで詐


欺師みたいな薬剤師もいるみたいなので定期的に


かかりつけ医の診察を受けて薬を貰う患者の方は


薬を受け取る時には薬剤師に自分の意思を明確に


て十分に薬の説明書を確認して頂きたい。