kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

自治体が発行するデジタル商品券に一言申す

各自治体が生活応援キャンペーンとして、デジタ

 

ル商品券をちょくちょく販売している。


大抵の商品券は25%から50%のサービスで5000円


の商品券を購入すると6250円から7500円分の買い


物ができる。


とても家計には助かる制度である。


しかし、これらの商品券は全てデジタルであり、


自治体によっては事前にスマホから抽選会にエン


トリーして参加しなければいけない。


しかもそれにはパスワードの設定やアカウントの


取得など色々な入力が必要であり小生の様な年寄


りには商品券を取得するまでに数多くの関門を乗


り越えなければいけない。


そしてやっとの思いでデジタル商品券を取得する


事が出来たとしてもこれを店舗のレジで使うのが


至難の業である。


QRコードを読み取って支払う金額を入力してレジ


のお姉さんに確認して貰って最後に支払いボタン


で完了するのだが大概の年寄りは老眼に加えて慣


れないスマホの画面にどこをタッチすればいいの


かパニクリ、自分の為に長い行列となったレジで


面倒くさそうに対応するレジのお姉さんの冷たい


視線と思い空気感に翻弄され気持ちが焦れば焦る


ほどスマホの画面が見れなくなり、最終的にはレ


ジのお姉さんに手伝ってもらって、買い物の為に


何度も頭を下げなければいけない羽目になる。


そして、もう二度と使わないと思ってしまう。


これでいいのか。


現実にスーパー等のレジでデジタル商品券を使っ


て支払いをする高齢者はまずいない。


使っているのは中年までの主婦くらいである。


誰の為のデジタル商品券なのか。


年金暮らしをする高齢者には使うなと言う事か。


これから日本はどんどん高齢化が進む中、国や地


方自治体もっと高齢者にも優しいシステム作りに


も尽力を注いで頂きたい。