いつ頃からだったであろうか。

多分、阪神淡路大震災の後くらいだったと記憶し

ている。

それまでリュックサックと言えば登山かハイキン

グくらいイメージしかなかったものが通勤通学の

サラリーマンや学生が両手にも荷物が持てると言

う事でリュックサック使う様になり以降現在に至

ってもスーツ姿や学生服姿にリュックサックを担

いでいるのが普通の景色となった。

小生が現役で働いていた頃はスーツ姿にリュック

サックは何となく見た目が良くないと思った事も

あってリュックサックで通勤する事はなかったが

特にそう思わない人は若者からベテラン世代のサ

ラリーマンまで平気でスーツにリュックサック姿

と言うのが当たり前の姿になった。

確かにリュックサックは結構多い荷物申す背負う

だけで運べるので便利であるが、リュックサック

を持って電車に乗る際に他の乗客に迷惑をかけな

い気遣いができない人が多い。

駅のホームでのアナウンスでも「リュックサック

等の荷物は乗車の際は体の前で待ち他の乗客に迷

惑をかけない配慮をお願いします。」等と言うメ

ッセージが頻繁に流れているにも関わらず全くの

他人事で従おうとはしない。

混み合う電車の中でも平気でデカいリュックサッ

クを背中に背負い後ろに目がついていないので後

の乗客にどれだけの迷惑をかけているかと言う事

も考えずに平気な顔でスマホを触っている。

そのリュックサックの人が左右に揺れる度に近く

で立っている乗客は不快な思いをして、その人が

向きを変えようものなら周りで立っている乗客に

片っ端から当たり周り遠慮のかけらもない。

ただでさえ混み合った電車の車内は不快な感じで

あるのにそんなリュックサックの人がいるだけで

本当に不快感が何倍にもなる。

この様な人は誰かに注意でもされないと直さない

と言うか周りへの気遣いもしない人であるので、

他の乗客とのトラブルにならないためにもホーム

にはもっと駅員が出てホームでリュックサックを

持つ客に声がけを積極的にすべきではないか。

乗客の安全と安心を確保するのが駅員の責務であ

るならこのくらいの事は当然すべきではないか。

平気な顔で気遣いのかけらも持たない自分勝手な

客に遠慮と目配り、気配り、心配りをしっかり自

覚させる事が重要である。