kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

政府の介護職員、看護補助者報酬改定について一言申す

最近のニュース報道で来年2月から介護職員と看


護補助者の賃金について月額6000円引き上げる措


置を行う旨が出てきている。 


理由については民間企業を中心に賃上げが進む中


人材流出が続いている介護分野と他産業との間で


開いた待遇差を埋める為であるとの事である。


厚生労働省によると、22年の介護職員の給与平均


は29・3万円、看護補助者は25・5万円で全産業平


均(36・1万円)との差は大きく、特に介護分野


では、低賃金のために他産業に移る人が後を絶た


ず、離職者数が右肩上がりで増加しているとの事


である。


今回の介護職員等に対する賃上げが僅か月6000円 

程度であまりの低さと言うか政府の認識不足には


笑ってしまう。


介護職がいかに大変なものであり、これから先高


齢者の更なる増加でいかに重要な職種となるかと


言う事を政府や岸田首相は全くと言っていいほど


認識していない。


たまに介護職員が被介護者に暴力を振るった等と


言う報道がニュースで流れているのを耳にするが


そんな事は何処の施設でも日常茶飯事の事であり


何か事があった時に大きくなるか小さく治るかの


微妙な違いだけである。


介護職員が被介護者の高齢者に暴力を振るうとそ


の程度にもよるが一方的に介護職員が全て悪い様


に報じられるが、ある程度認知症の進んだ高齢者


ばかりを扱っている、大人しくしている高齢者ば


かりではないと言うか殆どの高齢者は暴力的であ


り、介護職員は被介護者の高齢者から日常的に暴


力を振るわれても卑猥な行為をされてもボケてい


ると言う理由だけで許されているが現実には現場


は介護職員にとってかなり酷い状況である。


小生の身近にも介護職の経験者はいるが毎日の勤


務が戦争で仕事を終えて帰宅すると身も心もクタ


クタの状態であった。


そりゃ、そんな劣悪な職場で低賃金では高齢者の


助けをしたいと言う綺麗事だけの動機だけではと


ても務まらない。


介護職の離職者はこれからももっと増えるだろう


がどうせ政府は介護職の将来は低賃金で働かせれ


る外国人の就労者を使おうと考えている事であろ


うが、その時には今以上に外国人と日本人との習


慣の違いからの問題が起こる。


とにかく、岸田首相!もっと介護職員の給与につ


いてはこんな焼石に水の様な安価な増額で済ます


べきではなく、介護職員の身になって働きやすい


職場環境の整備も合わせて実施すべきであり、今


後各高齢者施設の改善に力を入れていかなけれ


ば、少子化問題に加えてこの先国を挙げての重大


な問題となる。