JRの駅、列車内アナウンスに一言申す
小生がまだ幼い頃は国鉄という名前で呼ばれてい
た鉄道会社も故中曽根総理の総評潰しの一環とし
てJRと改名されて全国の国鉄が分割民営化された
が、国鉄当時の慣習や営業方針、職員教育等で変
わっていないところが多々ある。
中でも我々に身近なもの一つが駅や電車内でのア
ナウンスである。
小生が幼い頃からつくづく思っていた事であるが
JRのアナウンスほど聞き取りづらいアナウンスは
ない。
スーパーやショッピングモールの女性の声での店
内案内等のアナウンスは大概の場合聞き取りやす
く得に注意をして聞かなくても聞き取れるのにひ
きかえJRのアナウンスは音響機器が悪いものか、
アナウンスする担当者の滑舌が悪いものか、殆ど
の場合が、声がこもって注意して聞いても何を言
っているのか聞き取れない事が多い。
駅で行っているアナウンスは殆どの場合次の列車
の到着案内と列車到着に際してのホームにいる客
に対する注意喚起であり、列車内のアナウンスは
次の到着駅の案内や乗車到着に当たっての注意喚
起、今JRが取り組んでいるサービス等の案内であ
るので定時に乗車する乗客はさほど気にも留めて
いない事から多少聞こえなくとも構わないのであ
るが、JRがよくあるのが各種事故や車両運行時の
トラブル、信号トラブル等による列車の運行休止
や遅延に伴うアナウンスは重要な情報である。
特に通勤時間帯の列車の休止や遅延についてのア
ナウンスは乗客にとっては大切な情報の一環であ
り、JRにとっても乗客が不要なパナソニックにな
り一箇所に集中する群衆とかにならない様に大切
なものであると思われるがそれでも何を案内して
いるのか分からない様なアナウンスが多い。
現に聞き取りにくい案内のアナウンスのせいで改
札が混んだり、ホームにたまたまいる駅職員や列
車の車掌に乗客が殺到して職員が対応している姿
を度々見る。
そして、一番パニックるのが耳の遠い高齢者達で
ある。
歳を重ねると聞こえる周波数の範囲が自然と狭ま
ってくる上に情報の処理能力が衰えているので次
の行動が直ぐ取れずにパニックになる。
この様に考えるにアナウンスはとても重要な情報
伝達手段であり、鉄道会社側も丁寧なアナウンス
が出来る様に職員教育を徹底すべきである。
小生の前職の経験から祭りや催しの雑踏事故を防
止する為の重要な事の一つとして現場での拡声器
による群衆への情報伝達がある。
駅のホームでの雑踏事故や列車内での乗客の雑踏
事故を防止し乗客の安全と安心を確保する為にも
鉄道会社の幹部職員は職員に対するアナウンス要
領の徹底した教育を行なって頂きたい。
列車内での無差別傷害事件や火災、危険薬品の散
布等の有事があった時にさらに大きな重大事故に
繋がってからでは遅いのではないか。
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