kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

岸田首相の少子化対策に一言申す

ここに来て岸田首相の異次元の少子化対策が「異


次元」ではなく「誤次元の少子化対策」であった  

と言う事が更に明らかとなった。


各自治体を巻き込んで小中高の授業料無償化に取


り組んでいるところであるが、小中高の学生に必


要なのは授業料だけではない。


先日のテレビ番組で「隠れ教育費」と言う言葉が


報道された。


隠れ教育費とは、学生が授業を受ける上で必要な


教科書以外の図書費、授業で必要な文房具類、体


育用品、楽器、製図・技術用具、裁縫用具、調理


用材料費等の学用品・実験実習材料費や通学費、


制服、通学用品費のほか上履き、卒業記念写真、


アルバム代等の費用等等である。


これらにかかる費用は公立の小学校で6万3千円で


公立の中学校になると年間13万9千円位が平均で


かかるので、公立の高等学校では更にかかる事に


なる。


小中校だけでも子供が3人あると最低でも年間19


万円から3人が中学生であると最高40万前後の費


用が必要となり、更に高校生となるとこの倍以上


はかかり、これらの隠れ教育費以外にクラブ活動


などにもユニホーム等の用具費用がかかる。


これだけでも親にしてみれば結構な負担である。


子供が増えれば増えるほどこれらの教育費の他に


も日常生活で必要な費用は次々と増える。


こんな状況で一般的な世帯が新たに子供を増やそ


うと考える訳はない。


しかし、これら全てに国が補助金を出して無償化


にすれば、世帯の生活費の負担も減り引いては今


いる子供の兄弟を増やそう思うのではないか。


岸田首相!大学生の学費を無償化する前にこれら


の隠れ教育費の無償化若しくは補助金の交付によ


る負担の軽減化が先ではないか。


これこそが異次元の少子化対策に繋がるのではな


いか。


今一度、国民の声に耳を傾けて真に必要なところ


に国民の血税を使って頂きたい。