kitakita1327のブログ

年寄りの愚痴

野村農水大臣の失言に愚痴申す

今朝の各局のニュースでも取り上げてられている


が野村農水大臣が記者の前で福島原発の処理水の


事を汚染水とコメントした事である。


本人は後刻謝罪会見を開き撤回と謝罪をしたが、


それで済ませていいものか。


今正に福島原発の処理水放出に伴い魚介類に対す


る風評被害対策に政府として取り組んでいるとこ


ろではないのか。


中国は処理水をあくまで汚染水と表現し日本から


の魚介類の輸入禁止を始めまた日本製品の不買運


動まで始めている。


こんな状況で多くの福島の地元漁師や水産加工業


者のほか日本企業がかなりの打撃を受けおり苦


しい秋を迎えようとしている最中、担当大臣が失


言と言う言葉では済まされない汚染水と言う言葉


を公の場で使った事は重大な問題である。


今回の事で先日、岸田首相や西村大臣等が福島の


魚介類で食事をするところをマスコミに撮影させ


て安全性をアピールする目的のあの報道が思い出


されたがあの報道さえマイナスイメージしか残ら


ないものではなかったか。


首相が大臣とただ黙々と福島の刺身を食べるだけ


の映像は安全なのか美味しのか何も伝わってこな


かった。


コマーシャルの様にもっと楽しく会話をしながら


美味しさをアピールする映像が作れなかったもの


か、何のために作ったのか全く無駄な報道だとし


か思えなかった。


まだ小池都知事の食事報道の方が遥かに演出が上


手でいい映像に思えたのではないか。


とにかく、野村農水大臣は出身が鹿児島で鹿児島


県から選出された参議院議員であるので、東北の


事などほぼ他人事の様に考えているのかも分から


ないが海産物に関しては担当大臣であるので、今


回の失言は単なる勘違いとか思い違いなどと言う


言葉で謝罪会見一回で片付ける事は安易過ぎるの


では無いか。


少なくとも国民から選ばれた国民を守るべき立場


の国会議員であり、国務大臣である。


その言葉の重さと大臣としての立場役割、自覚は


その資質として必要なものであり、うっかりとい


う安易な言葉で片付けられるものではない。


鹿児島県の名誉の為にも現内閣の支持率をこれ以


上さげない為にも今回の事は厳格に捉えて野村農


水大臣ご自身が今後の身体を考えられた方がよい


のではないか。