小生も60歳を過ぎているので高齢ドライバーの部

類となるのだろうが、最近特に高齢ドライバーの

判断能力と反射神経、注意力のニブイ運転に腹だ

だしく思う。

小生のマイカーは家計の事情もあって10年位前か

ら軽四自動車であるからか、羨ましさと妬ましさ

から最近の高齢者は妙に高級車やデカい車に乗っ

ているのが目に付く。

そのくせ運転能力はと言うと若葉マーク並みの能

力の低さである。

例えば高齢ドライバーの運転で日頃からよく見る

のは、道路脇の駐車場から出る時は自分の進行方

向が右の時は左側ばかり気を取られて右側を見落

としたり、バックで車庫入れする時も右側ので後

ろは見るが左側は見ようとしない、道路脇に停め

る際も駐車灯もつける事なく左側に寄ることもな

くいきなり止まる、スーパーの駐車場では平気で

障害者用の駐車枠に枠内に入るまで何度も前に出

たりバックしたりを繰り返す、給油口の蓋が開い

た状態で走るなどなどである。

先日は後部ドアを全開のままの状態で走り出して

そのままスーパーの駐車場から出て帰ろうとして

いたので途中で小生が注意喚起してあげたが、70

歳前後の夫婦が乗っていて、笑って誤魔化された

がこんなドライバーがブレーキ操作を誤り人を跳

ね殺すのだなぁとふと思った。

高齢者は自分の運転能力もよく理解せずに満足な

運転も出来ないのに何故高級車やデカい車を運転

するのか。

能力に応じた分相応の車に乗るか、運転自体を辞

めないのか。

そんなに見栄を張りたいのか。

高級車やデカい車に乗っているヤカラは単に見栄

とプライドだけで乗っている。

実際に運転している高齢者が乗っている車のエン

ジンルームを見たり、法で定められた日常点検な

ど出来るわけもなく、やっている訳もない。

車の運転は運転席に座ってハンドルを持ってアク

セルとブレーキを操作するだけだと間違いなく思

っている。

小生が幼ない頃は交通戦争と言う言葉がよくテレ

ビから流れていて車は走る棺桶とか走る兇器など

と抽象されていた。

今正に高齢者ドライバーの車は走る棺桶であり兇

器であると言える。

高齢ドライバーの方々は車を甘く見ているといず

れはその怖さを思い知らされることになる。

アクセル操作を誤って店舗に突っ込み人に怪我を

負わせたり死なせたりする事故は決して他人事で

はない。

特に70歳を超えるドライバーはよく自覚され老後

の生活が地獄にならない様に気を付けられた方が

よい。